ブルガリアが待っている。
私の廃水処理技術と
情熱を。

エンジニアリング事業部 エンジニアリング部
機械グループ プロセスチーム
(所属は取材時点のもの)

鈴木 智

(2000年 新卒入社)

  • 支え続けるベテランたち
  • 化学専攻

地球環境に貢献したくて 
化学の道へ。

環境問題に興味をもったのは、中学生の時です。テレビで頻繁に環境問題が話題にあがり始めた頃でした。漠然と「環境を改善する仕事がしたい」と考えるようになり、大学、大学院では化学を専攻し下水処理や土壌汚染に関する研究に明け暮れました。縁あって、MMTECの資源・環境・エネルギー事業部の前身企業に就職。土壌から重金属を取り除く土壌汚染対策の調査や、地下水浄化の技術開発などに携わりました。特に地下水浄化の案件は、力を入れて学んできた知識が活かせたので、面白かったですね。

  • 水関係に明るい私に、
    白刃の矢が立った。

  • 上司には、環境改善の仕事に興味があること、水関係の技術に明るいことをアピールしていました。そのことが功を奏したのか、だんだん、鉱山の廃水処理の仕事が舞い込んでくるようになりました。日本の高度成長を支えた金属鉱山のほとんどが生産を行なわない休止あるいは廃止鉱山となっています。鉱山廃水には処理が必要な物質が含まれることが多く、そのまま河川などに流れると、自然や人間の暮らしに影響する可能性があります。そのため、たとえ生産していない鉱山でも、廃水を管理し続ける必要があるのです。仕事と言うよりも、永続的に続くライフワークとして向き合っていたと言えます。

ブルガリアから緊急オファー。
「日本の技術で鉱山廃水処理設備を
建ててほしい」。

2009年、当社はブルガリア大使館を通じて「日本の技術でブルガリアに鉱山廃水処理施設を建てたい」というお客様からの依頼を受けました。かねてから海外の環境改善に携わりたいと思っていましたから、すぐに手を挙げ、チームが立ち上がりました。視察の際に見たブルガリアの鉱山下流の川はひどく濁り、魚が住めるような状態ではありませんでした。現地の担当者と「廃水処理施設を建てて、川に魚が戻ってきたら一緒に釣りをしましょう!」と約束を交わし、挑戦が始まりました。施設そのものは、既に当社の実績がある技術の提供に過ぎません。しかし、未開の地で建設した経験はありませんでしたから、国際交渉や各種許認可の承認に奔走しました。すべての契約を終え、実際に建設工事が始まった時の喜びは忘れられません。

  • 情熱で、チャンスを掴め。

  • 今、ブルガリアの鉱山下流のあの川には小魚が泳いでいます。その報告を受けた時は本当に嬉しかったですね。地球に貢献したいという想いが現実となり、自信になりました。成功につながった要因は「何としてでも成し遂げたい」という情熱と言えるでしょうか。どこかでいいやと諦めていたら、実現できていなかったと思います。もし、実現したい想いがあるのなら、常にアンテナを張り、いつでもチャンスが掴める準備をし続けることが大切です。MMTECにはやりたいことを叶えるチャンスはある。掴めるかどうかは、情熱次第ですよ。