PROJECT STORY

新規プラントの最前線

PROJECT STORY
01 新規プラントの立ち上げとは?

各分野の
プロフェッショナルが集まって、
新規プラントをゼロからつくる。

プラントの起業工事とは、新しい工場を更地の状態からまるごと建てて、操業まで導くことです。お客様から新規プラント建設の依頼を受けたら、計画段階から参加し、生産プロセスの設計、建屋の設計と施工、機械装置の配置、電気・制御工事、そして試運転に至るまで、各チームの力を集結しすべてを担います。ときには機械装置の開発も行います。MMTECでは、主に5つのチーム編成により起業工事を行います。

【1】プロセス
【2】土木・建築
【3】機械
【4】電気計装・制御
【5】空調】

各分野のプロフェッショナルが集まり協働することで、お客様のご要望に合わせたプラントづくりを行っています。

02 どんなスキルや経験が身につく?

前例のない分野、
前例のない工場に挑む。
未知の技術、
未知の自分と出会える。

お客様の半数近くは、三菱マテリアルグループ外です。そのため、過去に経験のない業界や工場からのオファーも絶えません。新しい分野への挑戦は、苦労もありますが、自らの技術力を試し、新しい発見や学びが得られる場と言えます。挑戦することで、未知の技術や、未知の自分と出会えます。また、変化の速い技術革新の波に乗り遅れないよう、機械装置の自動化など、技術の高度化にも積極的に取り組んでいます。

03 どんなプロジェクトがある?

最先端技術に挑みながら、
レアメタルのリサイクル工場を
建設しました。

土木・建築分野の責任者として、日本新金属株式会社様の<高機能棟>を建設しました。<高機能棟>は、レアメタルの一種である高性能タングステンをリサイクルするための工場です。工期は8月から翌年7月までで、躯体工事が行われたのは、11月~3月の冬季期間でした。平均気温が氷点下になる中、安全性に優れかつ高品質な建物を建てるため、新しい工事方法にも挑みました。新規プラントの立ち上げは、毎回、狭い日本と言えども、自然環境や条件、プラントの仕様によって異なる苦労はありますが、工場が正常に安定稼働している現場を見ると、頑張ってよかったという達成感と、お客様の感謝の声が心に響きます。

F.Y.

いわき事業所
エンジニアリング事業本部
プラント部
東部地区
(所属は取材時点のもの)