プラントメンテナンス

Plant Maintenance

お客様のプラントの安定操業を
技術力と機動力で支えています

当社のプラントメンテナンス事業は、三菱マテリアルグループをはじめとする全国にある、幾多のお客様の工場の安定操業を支えることを使命として、日々のメンテナンスに向き合い続けてきました。
当社の事業所の多くは、三菱マテリアルグループの各工場の敷地に隣接しており、数十年の操業を間近で支える過程で培ってきた信頼関係、そして、メンテナンス技術の蓄積があります。お客様のご要望を的確に捉え、当社の技術でどのように解決を図るのか、日々向き合い応え続けることで、お客様の工場の安定操業の実現という実績を積み重ねてきました。
プラント設備における安全・品質の向上、保全技術の進化、持続可能な社会を目指した環境への配慮など、お客様や時代のニーズに応じた技術力と機動力でその使命を果たし、国内外の産業に貢献しています。

独自の設備改善サイクルで、
メンテナンス性の高い生産設備の最適化を実現します

当社では、新規工場の建設に始まり、操業後の修繕、改修計画、工事対応はもちろんのこと、
設備の増設・増強にいたるまでワンストップで対応しています。

当社の対応領域とお客様のライフサイクルの関係

当社のエンジニアリング領域の担当部署によって工場の新設工事を対応し、その後プラントメンテナンス領域の担当部署に引き継がれ、当社の総力を結集してお客様の工場を支え続けています。組織間で常に技術的な連携を図ることで、長期にわたり工場のメンテナンス性を高めるための設備改善ポイントや操業のしやすさなど、修繕ポイントを把握いたします。増設・増強工事では、お客様の課題に基づき改善点をご提案し、設備改善サイクルを回すことで、工場の長寿命化や安定操業の実現をサポートしています。また、環境面や法規上の諸問題・コンプライアンス対応など、行政との諸交渉案件、各種コンサルティングも含めてお応えすることが可能です。

お客様のニーズに合わせた
メンテナンスサービスを提供します

工場運営におけるニーズは、非常に多岐にわたります。
当社では、必要性に応じた修繕、設計検証行い、最適な設備保全をご提供します。

お客様のニーズ

当社の対応

設備が急に停止した。
操業に影響を及ぼすので、
1分でも早く稼働させたい!

操業に支障のないよう、
迅速に応急処置を行う【補修工事】で
的確に対応いたします。

3日間設備を停止し、
性能や機能が支障なく稼働するよう
修理を行いたい。

当該箇所の部材の取替や修理を行い、
当初の水準に戻す恒久的な処置として
【修繕工事】で対応いたします。

少しの間、設備を停止させるので、
生産能力の向上と省エネ対策を行いたい。

お客様のニーズに合わせて
安全性、生産性、利便性を向上させるための【改修工事】で対応いたします。

連続操業しているため、設備を停止することができない。
トラブルを発生させないために毎年一定期間、設備を停止させて修繕を行いたい。

お客様と一緒に年間を通じて対応箇所を選定し、一定期間で集中して工場内の設備点検、修繕を行い、トラブルを未然に防ぐ【定期修繕工事】で対応いたします。

生産能力を向上させる計画はあるが、
どのように進めたら良いか分からない。

エンジニアリング領域の組織も参加し、当社一丸となって、計画から設計、工事、検査、試運転まで一貫した対応を行う【増産工事】で対応いたします。

安全と健康を優先します

お客様に技術力を提供するための大前提にあるのが、関わる人の安全と健康を守ること。三菱マテリアルグループでは、行動規範の中で「私たちは、安全と健康をすべてに優先します」と定めています。これは、従業員の安全と健康なくしては、従業員と家族の安定した生活や幸福が実現されず、順調な操業も望み得ない、ひいては会社の発展もあり得ないという考えに基づいています。また、2018年度より新たに三菱マテリアルグループの業務遂行における判断の指針(優先順位)として定めたSCQDE※1においても、「安全・健康最優先」を掲げています。
当社のプラントメンテナンス領域では、組織としての各事業所の安全体制の構築と安全活動の推進の両輪により、重大災害・不祥事撲滅のみならず、メンテナンス業務遂行のための技術力向上を掲げ、災害発生ゼロへの取り組みを続けています。

※1 SCQDEとは、私たちが業務を行う上での判断の優先順位を示したもので、①Safety&Health(安全・健康最優先)②Compliance&Environment(法令遵守、公正な活動、環境保全)、③Quality(顧客に提供する製品・サービス等の品質)、④Delivery(納期厳守)、⑤Earnings(適切な利益) の順に定めています。

組織体制

事業部門には安全部を設置。プラントメンテナンス担当部署では、約20名の安全部員を各地区に配置し、各事業所の安全指導員と連携を図り、現場の最前線で安全活動を推進しています。

活動内容

1.安全最優先
災害を起こさない、起こさせない風土を定着させるため、場所長教育の継続と場所長による所員への教育
安全指導員と事業所所員による、独自に設定したテーマに対する安全活動の推進(PDCA)
2.相互安全巡視
通常時と異なる巡視者による新たな視点と感性でパトロールを行い、潜在している危険リスクの抽出と改善
常により良い安全対策を考えた安全意識向上
3.安全ルールの再確認と遵守指導の徹底
安全基準、ルールの統一化を図り、共通した内容の繰り返し教育
法規改定・追加などの情報収集と社内通達および対策案の策定
4.安全スキルの向上
安全知識の教育および資格取得を推進
安全部員が教育インストラクター資格を取得し、社員ならびに協力会社の作業員への特別教育
5.書面での安全対策指示の徹底
事業所訪問時に安全指示事項などの記載内容を確認し、適宜、社員ならびに協力会社の作業員への指導・教育

全社的な安全活動の取り組みはこちら >