
STORY 02 プラントエンジニアリング×産業機械
STORY:01
プラント
エンジニアリング
産業機械
資源環境
コンサルティング


現場代理人兼機械工事の責任者。
若手の頃に対応していたお客様先にて、時を経て大型プロジェクトの現場管理を任される。

電気工事における現場の施工管理を担当する。
粉末の製造装置を担当するのは初めて。

急遽発生した土壌調査を担当する。
土壌や地下水質、地盤環境など環境調査のエキスパート。

装置設計のエキスパート。
若手のアイデアを装置設計に活かすなど教育熱心な一面も。
電気自動車の普及拡大に伴い、リチウムイオンバッテリーの材料として需要が高まる「酸化アルミニウムの微粉末」を製造する新プラントの建設プロジェクト。プラントのプロセス設計から、装置の設計・製造、現場では土木工事、建設工事、装置の据え付け、試運転までを一気通貫で対応した。建設現場の土壌調査を実施したのが他案件と異なるポイント。2022年に計画開始、2023年着工、2025年竣工。難易度の高い特殊材料の調達や海外企業との調整も乗り越えた、当社史上最大級の化学プラント建設案件である。
本プロジェクトのミッションは、欧州の環境規制により普及が拡大した電気自動車で使われるリチウムイオンバッテリーの材料「酸化アルミニウムの微粉末」を安定供給するための製造ラインを立ち上げることでした。エンジニアリング部門からは、土木、建築、機械、電気のメンバーがそれぞれ参画し、プラント内の一部装置の設計・製造は長岡製作所が担当しました。さらに、土木工事中に土壌環境対策が急遽必要となり、行政対応も含めて資源・環境調査の担当が担いました。クライアントは外資系企業であり、文化や言語の壁を越えながら、部門横断のチームワークで計画を推進しました。

プラント単体の受注額では、当社史上最大級。計画通りに工事を完遂させるのは当たり前で、遅延は許されません。そんな中、工事を完全に止めて実施することになった土壌環境対策に対しては、社内からも社外からも不安の声があがっていました。しかし、当社の専門家が、知識と経験をフル稼働させてスピーディに対処したおかげで、監督行政からの工事着手許可へと導き、お客様の満足度向上と共に、現場の士気も上がったのです。「社員がそれぞれの専門分野の知識と経験をいかんなく発揮する」ことがプロジェクトの成功とチームの成長につながりました。

完成したプラントで装置が稼働を始め、酸化アルミニウムの粉末製品が生産された瞬間は、チーム全員が胸をなでおろした感動の瞬間でした。ベテラン勢でさえ「何度経験してもうれしい」と唸ったほど。今回、現場代理人を始め、比較的若い社員が中心となって遂行していきました。若いうちから裁量を与え、任せることで、大きな自信につながっています。プロジェクトは現在(※取材当時)も続いており、試運転を繰り返しながら安定稼働を目指しています。次なる大型案件でも、これらのプロフェッショナルとしての力を集結させて成功に導きます。
