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STORY:03

プラントエンジニアリング 資源環境コンサルティング

再生可能エネルギーの最前線、
地熱発電所の立ち上げに挑む。

MEMBERS

プロジェクト概要

岩手県・八幡平の国有林(標高約1,130m)にて、14,900kW級の地熱発電所を新設。2014年から基本設計をはじめ、2019年着工、2024年2月竣工。環境・地質調査から、生産井4本・還元井3本の掘削、蒸気設備・配管の立ち上げまで、当社が調査、設計、施工、試運転、保全を一気通貫で担う。配管は2.7km、配管を支えるサポートラックや架構は約350t、新設した道路は約5kmという大規模プロジェクト。

PROJECT DIAGRAM

プロジェクトメンバーの関係図

30年ぶりの、地熱発電所づくり。

地球温暖化対策に資する再生エネルギー電源を社会実装する、という壮大なミッションのもと岩手県の八幡平で「地熱発電所」を新規で立ち上げるプロジェクトがはじまりました。当該エリアでは1990年代から、資源量の評価や温泉・河川のモニタリングといった環境調査に参画し続けてきた連続性が特徴です。過去の知見を核に、地熱の蒸気を掘り当てるところから、蒸気設備・配管の新設工事、試運転までを成功させます。MMTECが地熱発電所をつくるのはおよそ30年ぶり。当時の資料はほとんど残っておらず、まさに試行錯誤の挑戦だったといえます。

いくつもの想定外を乗り越えて。

課題は山積みでした。標高1,130mという山岳かつ豪雪エリアという厳しい環境下で、そもそも建設現場までの林道を切り拓くところからはじまりました。それでも道は狭く大型車は時刻指定の片側運用で対処。通信も不安定で、無線や衛星通信で対応しました。積雪は最大5mあり、冬季は工事を撤収・養生するも、吹き溜まりで設計上耐えうる部材が曲がってしまうという災難も。コロナ禍も重なり、機材や技術者が現地に入れず、遅延リスクと隣り合わせでもありました。極めつけは掘削時、生産井4本のうち最後の1本が予想された地層まで掘り込んでも蒸気の兆候が現れず、現場全体が緊張感に包まれたことです。これ以上深くは掘れないという直前で兆候が現れ、現場が安堵の空気に包まれた瞬間は、苦労がやりがいへと変わりました。

地球温暖化対策、次なる現場に挑む。

今回の調査と工事で得られたデータはすべて、次の地熱発電所の開発時に役立ちます。また、降雪や山岳エリアという制約下で、関係各社と協働し、安全かつ高い品質で完遂させられたことは、MMTECの地熱エンジニアリングの再現性と拡張性につながりました。2000年代、国からの要請を受けて当該エリアの地熱調査に携わったOBは、将来の地熱発電所の可能性を探っていました。足掛け20年にわたる壮大なプロジェクトの成功は、まさにMMTECの歴史がもたらしたといえるでしょう。再生可能エネルギーの需要は今後ますます膨らみます。それぞれが持ち寄る専門的な知見と、蓄積したデータを活かし、次なる現場に挑みたいと思います。

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